“臨終正念”の読み方と例文
読み方割合
りんじゅうしょうねん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小さな土器かわらけを六つ並べて香をもり、火を消さず、とり移しとり移して、念仏して、人にも会わなければ全く別世界を劃していたが、元久元年の冬臨終正念りんじゅうしょうねんにして端座合掌、高声念仏して息絶えた。
法然行伝 (新字新仮名) / 中里介山(著)