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御臨終
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ごりんじゅう
ふりがな文庫
“
御臨終
(
ごりんじゅう
)” の例文
「それは先生」曽我貞一と名乗る男は
一寸
(
ちょっと
)
云い
淀
(
よど
)
んだが、「先生は
御臨終
(
ごりんじゅう
)
の苦しみを続けていらっしゃるのです。目をお
醒
(
さ
)
ましなさい」
西湖の屍人
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
深いなれども御舎弟様が御家督と云えばお快くないから
御臨終
(
ごりんじゅう
)
が悪かろうと思う、どうもお
四才
(
よっつ
)
でもお血統はお血統、若様を御家督にするが当然かと心得るな
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
このいやしい手で取ってさし上げましたよ——
御臨終
(
ごりんじゅう
)
は、おしずかで、死んでゆきなされるのを
却
(
かえ
)
ってよろこんでおいでだったようで、あの分では未来は極楽——そこは
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
「ああ、お気の毒なことをしました。
最早
(
もはや
)
、
御臨終
(
ごりんじゅう
)
です」
恐怖の口笛
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
臨
常用漢字
小6
部首:⾂
18画
終
常用漢字
小3
部首:⽷
11画
“御”で始まる語句
御
御馳走
御前
御意
御座
御簾
御尤
御覧
御免
御堂