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御胤
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おたね
ふりがな文庫
“
御胤
(
おたね
)” の例文
結ぶ時とぞ
成
(
なり
)
にき澤の井
密
(
ひそか
)
に徳太郎君に
向
(
むか
)
ひかね/\君の
御情
(
おなさけ
)
を蒙り
嬉
(
うれ
)
しくもまた
悲
(
かな
)
しくいつか
御胤
(
おたね
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
然もその人々はまず殿の御意志を
枉
(
ま
)
げ、多数の者を語らって無理押しに事を決めようとしている模様です、我われも
勿論
(
もちろん
)
、こなたが殿の
御胤
(
おたね
)
だということは聞きました
野分
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
「うえもんのすけさまが水戸の
御胤
(
おたね
)
だということを聞いたが、おのおのは知らないか」
日本婦道記:墨丸
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
付け給ひ
御胤
(
おたね
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
……父は右衛門太夫さまがさる貴い方の
御胤
(
おたね
)
だということをもれ聞きました、一徹の気性から繰返し殿さまに
御諌言
(
ごかんげん
)
を申上げました、事実は根もない噂だったのでございましょう
日本婦道記:墨丸
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
▼ もっと見る
宿
(
やど
)
したれど人に知らせず婆が
許
(
もと
)
へ
呼取
(
よびとり
)
しも太守樣の若君樣が
御胤
(
おたね
)
なれば
竊
(
ひそ
)
かに御男子が御出生あれと
朝夕
(
あさゆふ
)
神佛
(
かみほとけ
)
へ
祈
(
いの
)
る
甲斐
(
かひ
)
にや安産せしは前にも云へる如く御身と年月
刻限
(
こくげん
)
まで同じ寶永二年の三月十五日
夜
(
よる
)
の
子刻
(
ねのこく
)
なりき
取揚
(
とりあげ
)
見
(
みれ
)
ば玉の如き男子なれば娘やばゝが
悦
(
よろこ
)
びは天へも
上
(
のぼ
)
る心地なりしが悦ぶ甲斐もあら
情
(
なさけ
)
なや
御誕生
(
ごたんじやう
)
の若君は
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
胤
漢検準1級
部首:⾁
9画
“御”で始まる語句
御
御馳走
御前
御意
御座
御簾
御尤
御覧
御免
御堂