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御目
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おんまな
ふりがな文庫
“
御目
(
おんまな
)” の例文
蜀紅
(
しょくこう
)
の
錦
(
にしき
)
と言う、
天蓋
(
てんがい
)
も広くかかって、
真黒
(
まくろ
)
き
御髪
(
みぐし
)
の
宝釵
(
ほうさい
)
の玉一つをも
遮
(
さえぎ
)
らない、
御面影
(
おんおもかげ
)
の
妙
(
たえ
)
なること、
御目
(
おんまな
)
ざしの美しさ、……申さんは
恐多
(
おそれおお
)
い。
七宝の柱
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ほんのりとして、
床
(
ゆか
)
しく
薄
(
うす
)
いが、
夜
(
よる
)
などは
灯
(
ともしび
)
に
御目
(
おんまな
)
ざしも
黒
(
くろ
)
く
清
(
すゞ
)
しく、
法衣
(
ほふえ
)
の
色
(
いろ
)
がさま/″\と
在
(
いま
)
すが
如
(
ごと
)
く
幽
(
かすか
)
に
濃
(
こ
)
い。
立袈裟
(
たてげさ
)
は
黒
(
くろ
)
の
地
(
ぢ
)
に、
毛
(
け
)
よりも
細
(
ほそ
)
く
斜
(
なゝめ
)
に
置
(
お
)
いた、
切込
(
きりこ
)
みの
黄金
(
きん
)
が
晃々
(
きら/\
)
と
輝
(
かゞや
)
く。
松の葉
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
目
常用漢字
小1
部首:⽬
5画
“御目”で始まる語句
御目見
御目出度
御目通
御目附
御目出
御目付
御目覚
御目見医
御目醒
御目守