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御母
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おかあ
ふりがな文庫
“
御母
(
おかあ
)” の例文
「えゝ、
今日
(
けふ
)
は
西洋
(
せいやう
)
の
叔母
(
をば
)
さんごつこよ。
東作
(
とうさく
)
さんは
御父
(
おとう
)
さまだからパパで、
雪子
(
ゆきこ
)
さんは
御母
(
おかあ
)
さまだからママつて
云
(
い
)
ふのよ。
可
(
よ
)
くつて」と
説明
(
せつめい
)
した。
其時
(
そのとき
)
又
(
また
)
別
(
べつ
)
の
聲
(
こゑ
)
で
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
それで芳ちゃんが
落籍
(
ひか
)
される時なんか、
御母
(
おかあ
)
さんはああいう人ですから、いくらも貰わなかったんですよ。いいわいねといったいつもの調子で、だけれど、いい人なの。なかなか解っているんです
挿話
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
御母
(
おかあ
)
さんは
肥
(
ふと
)
つてるから
劍呑
(
けんのん
)
だ、
氣
(
き
)
を
付
(
つ
)
けないと
卒中
(
そつちゆう
)
で
遣
(
や
)
られるかも
知
(
し
)
れないと、
安之助
(
やすのすけ
)
が
始終
(
しじゆう
)
心配
(
しんぱい
)
するさうだけれども、
御米
(
およね
)
から
云
(
い
)
はせると、
心配
(
しんぱい
)
する
安之助
(
やすのすけ
)
も、
心配
(
しんぱい
)
される
叔母
(
をば
)
も
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
「来た時に
嵐山
(
あらしやま
)
へ連れていっていただいたでしょう。
御母
(
おかあ
)
さんといっしょに」
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「あら多々良さんの頭は
御母
(
おかあ
)
さまのように
光
(
ひ
)
かってよ」
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
▼ もっと見る
「
御母
(
おかあ
)
さん」と
後
(
うしろ
)
を
顧
(
かえり
)
みながら
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
母
常用漢字
小2
部首:⽏
5画
“御母”で始まる語句
御母樣
御母様
御母上
御母后
御母君
御母子
御母堂
御母殿
御母神