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御慰
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おなぐさみ
ふりがな文庫
“
御慰
(
おなぐさみ
)” の例文
「いや/\
其處
(
そこ
)
にて
煙草
(
たばこ
)
を
吸
(
す
)
ひ
心
(
こゝろ
)
長閑
(
のどか
)
に
談
(
はな
)
せよかし」と
人弱
(
ひとよわ
)
らせの
御慰
(
おなぐさみ
)
、
賢
(
かしこ
)
くは
見
(
み
)
えたまへど
未
(
いま
)
だ
御幼年
(
ごえうねん
)
にましましけり。
十万石
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
「
汝
(
なんぢ
)
の
心
(
こゝろ
)
に
可
(
よ
)
しと
思
(
おも
)
はば
予
(
よ
)
も
其
(
それ
)
にて
可
(
よ
)
し、」と
幼君
(
えうくん
)
も
滿足
(
まんぞく
)
して
見
(
み
)
え
給
(
たま
)
へば、「
然
(
しか
)
らば
國中
(
こくちう
)
の
鳥屋
(
とりや
)
に
申附
(
まをしつ
)
けあらゆる
小鳥
(
ことり
)
を
才覺
(
さいかく
)
いたして
早
(
はや
)
御慰
(
おなぐさみ
)
に
備
(
そな
)
へ
奉
(
たてまつ
)
らむ、」と
勇立
(
いさみた
)
てば
十万石
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
慰
常用漢字
中学
部首:⼼
15画
“御”で始まる語句
御
御馳走
御前
御意
御座
御簾
御尤
御覧
御免
御堂