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御力
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おちから
「さて/\
強き
御力かな、そなたは
聞及びし
諏訪越中な。さらば
某も
慮外ながら
一しつぺい
仕らむ、うけて
御覧候へ。」
更に
又何かの
場合に
神々がはげしい
御力を
発揮される
場合には
荘厳と
言おうか、
雄大と
申そうか、とても
筆紙に
尽されぬ、あの
怖ろしい
竜姿をお
現わしになられます。
そんな
気持に
襲われるのは
死んでから
間のない、
何も
判らぬ
時分のこと、
少しこちらで
修行がつんでまいりますと、
自分の
身辺はいつも
神様の
有難い
御力に
衛られているような
感じがして