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当節
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たうせつ
ふりがな文庫
“
当節
(
たうせつ
)” の例文
「中学校だつけね、
乃公
(
おれ
)
は子供を持つた事がねえから
当節
(
たうせつ
)
の学校の事はちつとも
分
(
わか
)
らない。大学校まで行くにやまだ
余程
(
よほど
)
かゝるのかい。」
すみだ川
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
此
(
こ
)
の
又
(
また
)
万金丹
(
まんきんたん
)
の
下廻
(
したまはり
)
と
来
(
き
)
た
日
(
ひ
)
には、
御存
(
ごぞん
)
じの
通
(
とほ
)
り、
千筋
(
せんすぢ
)
の
単衣
(
ひとへ
)
に
小倉
(
こくら
)
の
帯
(
おび
)
、
当節
(
たうせつ
)
は
時計
(
とけい
)
を
挟
(
はさ
)
んで
居
(
ゐ
)
ます、
脚絆
(
きやはん
)
、
股引
(
もゝひき
)
、
之
(
これ
)
は
勿論
(
もちろん
)
、
草鞋
(
わらぢ
)
がけ、
千草木綿
(
ちくさもめん
)
の
風呂敷包
(
ふろしきづゝみ
)
の
角
(
かど
)
ばつたのを
首
(
くび
)
に
結
(
ゆは
)
へて
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
当
常用漢字
小2
部首:⼹
6画
節
常用漢字
小4
部首:⽵
13画
“当”で始まる語句
当
当然
当惑
当時
当前
当座
当家
当身
当麻
当嵌