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帳付
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ちょうづけ
ふりがな文庫
“
帳付
(
ちょうづけ
)” の例文
二十の年まで
岡使
(
おかづかい
)
や
帳付
(
ちょうづけ
)
をやり、
阿媽
(
マカオ
)
ではポルトガル語を、呂宋ではイスパニヤ語を聞きおぼえこみ、片言で言葉が通じるようになったところで
副財
(
ふうさい
)
にひきあげられた。
呂宋の壺
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
番頭
(
ばんとう
)
の
幸兵衛
(
こうべえ
)
は、
帳付
(
ちょうづけ
)
の
筆
(
ふで
)
を
投
(
な
)
げ
出
(
だ
)
して、あわてて
暖簾口
(
のれんぐち
)
へ
顔
(
かお
)
を
出
(
だ
)
したが、ひと
目
(
め
)
徳太郎
(
とくたろう
)
の
姿
(
すがた
)
を
見
(
み
)
るとてっきり、
途中
(
とちゅう
)
で
喧嘩
(
けんか
)
でもして
来
(
き
)
たものと、
思
(
おも
)
い
込
(
こ
)
んでしまったのであろう。
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
亭主は村役場の小使に雇われたり、近隣の醤油問屋の
帳付
(
ちょうづけ
)
などに雇われたりしたが
三月
(
みつき
)
と同じところに勤めたことがない。これは、一つはこういう男の癖として
厭
(
あ
)
き
性
(
しょう
)
であったからである。
凍える女
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
帳
常用漢字
小3
部首:⼱
11画
付
常用漢字
小4
部首:⼈
5画
“帳”で始まる語句
帳
帳場
帳面
帳合
帳場格子
帳尻
帳裡
帳消
帳簿
帳台