“副財”の読み方と例文
読み方割合
ふうさい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二十の年まで岡使おかづかい帳付ちょうづけをやり、阿媽マカオではポルトガル語を、呂宋ではイスパニヤ語を聞きおぼえこみ、片言で言葉が通じるようになったところで副財ふうさいにひきあげられた。
呂宋の壺 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
副財ふうさいというのは、船主の代理として、船の運用、貨物の売買取引、一切を取仕切る役である。
呂宋の壺 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)