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差窺
ふりがな文庫
“差窺”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
さしうかが
50.0%
さしうかゞ
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さしうかが
(逆引き)
さりとも、人は、と
更
(
あらた
)
めて、清水の茶屋を、松の葉
越
(
ごし
)
に
差窺
(
さしうかが
)
うと、赤ちゃけた、ばさらな
銀杏返
(
いちょうがえし
)
をぐたりと横に、
框
(
かまち
)
から縁台へ
落掛
(
おちかか
)
るように浴衣の肩を見せて、障子の陰に女が転がる。
瓜の涙
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
差窺(さしうかが)の例文をもっと
(1作品)
見る
さしうかゞ
(逆引き)
手
(
て
)
を
緊
(
し
)
めて、
差窺
(
さしうかゞ
)
ふ、
母屋
(
おもや
)
の、
遠
(
とほ
)
く
幽
(
かすか
)
なやうな
帳場
(
ちやうば
)
から、
明
(
あかり
)
の
末
(
すゑ
)
が
茫
(
ばう
)
と
屆
(
とゞ
)
く。
池
(
いけ
)
に
面
(
めん
)
した
大廣間
(
おほひろま
)
、
中
(
なか
)
は四五十
疊
(
でふ
)
と
思
(
おも
)
はるゝ、
薄暗
(
うすぐら
)
い
障子
(
しやうじ
)
の
數
(
かず
)
の
眞中
(
まんなか
)
あたり。
魔法罎
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
差窺(さしうかゞ)の例文をもっと
(1作品)
見る
差
常用漢字
小4
部首:⼯
10画
窺
漢検準1級
部首:⽳
16画
“差”で始まる語句
差支
差
差覗
差向
差出
差俯向
差別
差当
差配
差置
“差窺”のふりがなが多い著者
泉鏡太郎
泉鏡花