トップ
>
山入
>
やまいり
ふりがな文庫
“
山入
(
やまいり
)” の例文
山入
(
やまいり
)
の水源は深く沈んだ
池沼
(
ちしょう
)
であろう。湖と言い、滝と聞けば、末の
流
(
ながれ
)
のかくまで
静
(
しずか
)
なことはあるまいと思う。たとい地理にしていかなりとも。
灯明之巻
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
評
(
ひやう
)
に曰此
護摩刀
(
ごまたう
)
のことは
柴刀
(
さいたう
)
とも申よし
是
(
これ
)
は聖護院三寶院の
宮樣
(
みやさま
)
山入
(
やまいり
)
の
節
(
せつ
)
諸國の
修驗
(
しゆけん
)
先供
(
さきども
)
の節
柴
(
しば
)
を
切拂
(
きりはらひ
)
て
護摩
(
ごま
)
の
場所
(
ばしよ
)
を
拵
(
こしら
)
へる故に是を
柴刀
(
さいたう
)
とも云なり
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
その姿が
山入
(
やまいり
)
の真暗な村へは向かず、道の折めを、やや袖ななめに奥の院へ通う橋の方へ、あの、道下り奥入りに、揃えて順々に行方も遥かに心細く思われた
遺稿:02 遺稿
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
茸爺
(
きのこぢゞい
)
、
茸媼
(
きのこばゞ
)
とも
名
(
な
)
づくべき
茸狩
(
きのこが
)
りの
古狸
(
ふるだぬき
)
。
町内
(
ちやうない
)
に
一人
(
ひとり
)
位
(
ぐらゐ
)
づゝ
必
(
かなら
)
ずあり。
山入
(
やまいり
)
の
先達
(
せんだつ
)
なり。
寸情風土記
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
入
常用漢字
小1
部首:⼊
2画
“山”で始まる語句
山
山家
山路
山羊
山茶花
山間
山中
山谷
山毛欅
山車