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小倉
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をぐら
ふりがな文庫
“
小倉
(
をぐら
)” の例文
棄
(
す
)
てても
置
(
お
)
かれず、
何
(
ど
)
うしたと
聞
(
き
)
くと、「どうも
變
(
へん
)
なんですよ。」と
不思議
(
ふしぎ
)
がつて、わるく
眞面目
(
まじめ
)
な
顏
(
かほ
)
をする。ハテナ、
小倉
(
をぐら
)
の
色紙
(
しきし
)
や、
鷹
(
たか
)
の
一軸
(
いちぢく
)
は
先祖
(
せんぞ
)
からない
内
(
うち
)
だ。
間引菜
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
夕
(
ゆふ
)
されば
小倉
(
をぐら
)
の
山
(
やま
)
に
鳴
(
な
)
く
鹿
(
しか
)
は
今夜
(
こよひ
)
は
鳴
(
な
)
かず
寝宿
(
いね
)
にけらしも 〔巻八・一五一一〕 舒明天皇
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
といふ
小倉
(
をぐら
)
の色紙がかかつていた。皆は言ひ合せたやうにびつくりして紹鴎の顔を見た。
茶話:10 昭和三(一九二八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
井手
(
ゐで
)
の
蛙
(
かはづ
)
の干したのも珍らしくないからと、行平殿のござつた時、モウシ若様、
妾
(
わたし
)
の
従来
(
これまで
)
見た事の無いのは
業平
(
なりひら
)
朝臣
(
あそん
)
の歌枕、
松風
(
まつかぜ
)
村雨
(
むらさめ
)
の
汐汲桶
(
しほくみをけ
)
、ヘマムシ入道の
袈裟法衣
(
けさころも
)
、
小豆
(
あづき
)
大納言の
小倉
(
をぐら
)
の色紙
犬物語
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
(著)
“小倉”の意味
《固有名詞》
日本の地名。
《名詞》
(関西方言)ぜんざいの一種で汁気のない餡(小倉餡)を用いたもの。
(出典:Wiktionary)
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
倉
常用漢字
小4
部首:⼈
10画
“小倉”で始まる語句
小倉袴
小倉織
小倉山
小倉屋
小倉羹
小倉庵
小倉地
小倉庫
小倉縞
小倉服