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定宿
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ぢやうやど
ふりがな文庫
“
定宿
(
ぢやうやど
)” の例文
急ぎ大坂
渡邊
(
わたなべ
)
橋
紅屋庄藏
(
べにやしやうざう
)
方へぞ着しける此紅屋といふ
旅人宿
(
はたごや
)
は
金比羅
(
こんぴら
)
參りの
定宿
(
ぢやうやど
)
にて常樂院は其夜
主人
(
あるじ
)
の庄藏を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
そして、他の二人(これは函館の人であつた)の
定宿
(
ぢやうやど
)
へ電話をかけたのだ。義雄も渠等と一緒に札幌へ來た。
泡鳴五部作:03 放浪
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
亡くなつた高田実は、道頓堀の
劇場
(
こや
)
へ出る時には、いつも日本橋
北詰
(
きたづめ
)
にある
定宿
(
ぢやうやど
)
へ泊つたものだ。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
「
何
(
なあ
)
に、あすこの
山甚
(
やまじん
)
と云ふのが、
私
(
わつし
)
の
定宿
(
ぢやうやど
)
でござりやす。」
鼠小僧次郎吉
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
定宿
(
ぢやうやど
)
となし年中
互
(
たが
)
ひに
往來
(
ゆきき
)
爲度者
(
したきもの
)
なりと道々話しながら川崎宿なる萬屋へ
到
(
いた
)
り同所にて
酒飯
(
しゆはん
)
も
濟
(
すま
)
せ
頓
(
やが
)
て別れを
告
(
つげ
)
夫より長兵衞夫婦は大師へ
參詣
(
さんけい
)
してぞもどりける
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
▼ もっと見る
仕舞
(
しまひ
)
家財
(
かざい
)
を
賣
(
うり
)
て
路銀
(
ろぎん
)
となし
母子
(
おやこ
)
二人江戸へ立出
馬喰町
(
ばくろちやう
)
の
定宿
(
ぢやうやど
)
武藏屋清兵衞方へ宿を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
定
常用漢字
小3
部首:⼧
8画
宿
常用漢字
小3
部首:⼧
11画
“定”で始まる語句
定
定紋
定命
定規
定法
定業
定石
定連
定期市
定例