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娘
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これ
ふりがな文庫
“
娘
(
これ
)” の例文
実は
此娘
(
これ
)
が嫁入の引出物にといふ積りで、
夙
(
はや
)
くからお願ひ致しましたのですが、
娘
(
これ
)
も御覧の通りの
妙齢
(
としごろ
)
になりました。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
助「いゝや今が今というのではありません、行儀を覚えさせるため来月お出入
邸
(
やしき
)
の筒井様の奥へ御奉公にあげる積りですから、
娘
(
これ
)
が
下
(
さが
)
るまでゞ
宜
(
い
)
いんです」
名人長二
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「どうせ
娘
(
これ
)
のことは、体さえ軽くなればどうにでもなって行きますで。」
黴
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
「お父さま、
娘
(
これ
)
を見てやってくださいまし。」
みずうみ
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
私
(
わたくし
)
が
長煩
(
ながわずら
)
いで、人参の入った薬を飲めば癒ると医者に申されましたが、長々の浪人ゆえ貧に迫って、中々人参などを買う手当はございませんのを、
娘
(
これ
)
が案じまして
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
▼ もっと見る
私
(
わたくし
)
も此の橋本にお目に懸ったのですが、昔のことを仰しゃると面目次第もない、どうもねえ……
娘
(
これ
)
が
芸妓
(
げいしゃ
)
をして、娘は貴方それ
七歳
(
なゝつ
)
の時に御覧なすった峰と申す娘で
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
なに運が
善
(
よ
)
い事も有りアしません、今じゃア腰が
脱
(
ぬ
)
けて仕舞って
何
(
なん
)
の役にも立たなく成ってますから、
併
(
しか
)
し毎度有難うございます、
娘
(
これ
)
一人で何事も手廻りません処を貴方が水を汲んで下さったり
政談月の鏡
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
“娘”の意味
《名詞》
(むすめ)若い女性。
(むすめ)子供のうち、女性であるもの。
(こ)若い女性。
(出典:Wiktionary)
“娘”の解説
娘(むすめ、こ)とは、女性の子供、即ち本人の1親等直系卑属のうち女性である者である。対義語は息子または母。
実子または養子(養女)の場合がある。また配偶者の連れ子の女性も一般に娘と呼ぶ。他人の娘を指して息女と呼ぶことがある。
息子の妻を義理の娘ともいう。
(出典:Wikipedia)
娘
常用漢字
中学
部首:⼥
10画
“娘”を含む語句
娘子
小娘
此娘
娘子軍
繼娘
田舎娘
継娘
妹娘
娘盛
姑娘
娘々
田舍娘
娘様
父娘
母娘
生娘
愛娘
娘御
一人娘
彼娘
...