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奪取
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うばひとり
ふりがな文庫
“
奪取
(
うばひとり
)” の例文
奪取
(
うばひとり
)
江戸へ名乘出んとは思しが
師匠
(
ししやう
)
感應院
(
かんおうゐん
)
の口より
泄
(
もれ
)
んも計りがたければ師匠は我十三歳の時に
毒殺
(
どくさつ
)
したり尚も
幼顏
(
をさながほ
)
を
亡
(
なく
)
さん爲に九州へ下り熊本にて年月を經り大望を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
右
(
みぎ
)
大膳儀
(
だいぜんぎ
)
先年
神奈川
(
かながは
)
旅籠屋
(
はたごや
)
徳
(
とく
)
右衞門方に於て旅人を殺害し金子を
奪取
(
うばひとり
)
其後天一坊に一
味
(
み
)
致
謀計
(
ぼうけい
)
虚言
(
きよげん
)
を以て百姓町人を
欺
(
あざむ
)
き金銀を
掠取
(
かすめと
)
り衣食住に
侈奢
(
おごり
)
身の程をも
辨
(
わきま
)
へず
上
(
かみ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
奪取
(
うばひとり
)
たれば江戸は
面倒
(
めんだう
)
なるべし
如
(
しか
)
ず此より上方に取て
返
(
かへ
)
し中國より九州へ
渡
(
わたら
)
んにはと
遂
(
つひ
)
に四國に
立越
(
たちこえ
)
しが伊豫國なる
藤
(
ふぢ
)
が
原
(
はら
)
と云ふ山中に來り爰に
一個
(
ひとつ
)
の
隱家
(
かくれが
)
を得て
赤川大膳
(
あかがはだいぜん
)
と姓名を
變
(
へん
)
じ山賊を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“奪取”の解説
真保裕一の小説
『奪取』(だっしゅ)は、真保裕一の長編小説。
『東京中日スポーツ』他に『夢の工房』(後に発売する同名のエッセイ集とは異なる)のタイトルで1994年11月7日から1995年8月2日まで連載されたものを加筆訂正・改題し、講談社から1996年8月に単行本として発表された(後に講談社文庫版が上下巻で刊行された)。
友人が作った1260万円の借金を返すため、偽札作りに挑む主人公を描く。
新聞連載版と単行本化されたものとでは、話が変わっている。
(出典:Wikipedia)
奪
常用漢字
中学
部首:⼤
14画
取
常用漢字
小3
部首:⼜
8画
“奪”で始まる語句
奪
奪回
奪衣婆
奪還
奪去
奪掠
奪上
奪合
奪嫡
奪衣