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夜学
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やがく
ふりがな文庫
“
夜学
(
やがく
)” の例文
旧字:
夜學
彼
(
かれ
)
は、
東京
(
とうきょう
)
へきてから、ある
素人家
(
しろうとや
)
の二
階
(
かい
)
に
間借
(
まが
)
りをしました。そして、
昼間
(
ひるま
)
は
役所
(
やくしょ
)
へつとめて、
夜
(
よる
)
は、
夜学
(
やがく
)
に
通
(
かよ
)
ったのであります。
さかずきの輪廻
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
するとお
豊
(
とよ
)
はもう得意らしく、「学校は
今
(
いま
)
夏休みですがね、遊ばしといちやいけないと思つて
本郷
(
ほんがう
)
まで
夜学
(
やがく
)
にやります。」
すみだ川
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
ぼくのうちは、
貧乏
(
びんぼう
)
だし、なかなか
上
(
うえ
)
の
学校
(
がっこう
)
へいかれない。
来年
(
らいねん
)
は
町
(
まち
)
のおじさんの
店
(
みせ
)
へ
奉公
(
ほうこう
)
して、
夜学
(
やがく
)
で
勉強
(
べんきょう
)
をするつもりだ。
空にわく金色の雲
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「お
母
(
かあ
)
さん、
僕
(
ぼく
)
が、
大
(
おお
)
きくなるまで
達者
(
たっしゃ
)
でいてください。
来月
(
らいげつ
)
から、
昼間
(
ひるま
)
働
(
はたら
)
いて、
夜学
(
やがく
)
にいきますから。」
僕が大きくなるまで
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「それで、
私
(
わたし
)
、
東京
(
とうきょう
)
へいったら、
夜学
(
やがく
)
にでも
通
(
かよ
)
って、
洋裁
(
ようさい
)
を
習
(
なら
)
おうかと
思
(
おも
)
うのです。」
汽車は走る
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
“夜学”の意味
《名詞》
夜間に勉強すること。
夜間に教育する課程がある学校。夜学校。
(出典:Wiktionary)
“夜学”の解説
夜学(やがく)とは、学校の課程のうち夜間に開かれるものの通称。夜学校とも。また、これが転じて、夜間に勉強することを指すこともある。第二部や単に「二部」、夜間主コースなどと称することがある。
(出典:Wikipedia)
夜
常用漢字
小2
部首:⼣
8画
学
常用漢字
小1
部首:⼦
8画
“夜学”で始まる語句
夜学校