“壮快”のいろいろな読み方と例文
旧字:壯快
読み方割合
さうくわい60.0%
そうかい40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
年季職人ねんきしよくにんたいを組みて喧鬨けうがうめに蟻集ぎしうするに過ぎずとか申せば、多分たぶんかくごと壮快さうくわいなる滑稽こつけいまたと見るあたはざるべしと小生せうせい存候ぞんじそろ(一七日)
もゝはがき (新字旧仮名) / 斎藤緑雨(著)
かの壮快さうくわいなる雷鳴らいめいつひに聞え来らず。
(新字旧仮名) / 石川啄木(著)
なんともいえぬおそろしさだが、またなんともいえぬ壮快そうかいな気分と、必死ひっしの力が五にもやいばにもみなぎってくる——
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
壮快そうかいなる供養くよう チベット暦の一月十五日になりますと、チュンガ・チョッパ(十五日の供養くよう)というてなかなか盛んな供養会くようえが行われる。これは夜分やぶんの供養会であって昼は全くないのです。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)