トップ
>
國訛
>
くになまり
ふりがな文庫
“
國訛
(
くになまり
)” の例文
新字:
国訛
見たところ、いかにも實直さうな人物で、まだ
國訛
(
くになまり
)
も取れませんが、主人大澤彦四郎の、度を域した親切には、心から賛成し兼ねる樣子です。
銭形平次捕物控:296 旅に病む女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「
是
(
これ
)
は
僕
(
ぼく
)
の
妹
(
いもと
)
だ」といふ
言葉
(
ことば
)
を
用
(
もち
)
ひた。
宗助
(
そうすけ
)
は四五
分
(
ふん
)
對坐
(
たいざ
)
して、
少
(
すこ
)
し
談話
(
だんわ
)
を
取
(
と
)
り
換
(
か
)
はしてゐるうちに、
御米
(
およね
)
の
口調
(
くてう
)
の
何處
(
どこ
)
にも、
國訛
(
くになまり
)
らしい
音
(
おん
)
の
交
(
まじ
)
つてゐない
事
(
こと
)
に
氣
(
き
)
が
付
(
つ
)
いた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
其
(
そ
)
のをのこ
國訛
(
くになまり
)
にや、
百年
(
ひやくねん
)
といふが
百年々々
(
ハコネ/\
)
と
聞
(
きこ
)
ゆるもをかしく
今
(
いま
)
は
名所
(
めいしよ
)
となりぬ。
逗子だより
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
國
部首:⼞
11画
訛
漢検1級
部首:⾔
11画
“國”で始まる語句
國
國民
國中
國々
國土
國境
國許
國府
國主
國家