“后(うしろ)” の例文
かゝるをりしも人々の座(すは)りゐたる后(うしろ)の方にたかきあかり窓ありしが、きびしき音ありてまどをやぶり、掘(ほり)あげの雪がら/\と崩(くづ)れおちたる中に人の降(ふ)りくだりければ
一妓(ひとりのぎ)社の后(うしろ)に入りて立かへり石の水盤(てうづばち)の涸(かれ)たる水を僅(わづか)に掬(すくひ)、手(て)を洗(あら)ひしは私(たれ)に去(さ)りしならん。
一妓(ひとりのぎ)社の后(うしろ)に入りて立かへり石の水盤(てうづばち)の涸(かれ)たる水を僅(わづか)に掬(すくひ)、手(て)を洗(あら)ひしは私(たれ)に去(さ)りしならん。
此石その先農夫(せんのうふ)屋(いへ)の后(うしろ)の竹林を掃除(さうぢ)して竹の根など掘(ほ)るとてかの石一ツを掘得(ほりえ)たり。
此石その先農夫(せんのうふ)屋(いへ)の后(うしろ)の竹林を掃除(さうぢ)して竹の根など掘(ほ)るとてかの石一ツを掘得(ほりえ)たり。
●さてその火を視(み)るに、一ツの浅き井を作りたるその井中(いちゆう)より火の燃(もゆ)る事常の湯屋の火よりも盛(さかん)なり。上に釜(かま)あり一間四方の湯槽(ゆぶね)あり、細(ほそ)き筧(かけひ)ありて后(うしろ)の山の清水を引き湯槽(ゆぶね)におとす。