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后町
ふりがな文庫
“后町”の読み方と例文
読み方
割合
きさきまち
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きさきまち
(逆引き)
廉子ときけば、
后町
(
きさきまち
)
の
局々
(
つぼねつぼね
)
、あまたな
寵姫
(
ちょうき
)
も、みなお
姑
(
しゅうとめ
)
のようにおそれ
憚
(
はばか
)
っているのである。それに内侍はいつか帝のおたねをやどしていた。
私本太平記:10 風花帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
まことに、彼女のほこらしさにすれば、
后町
(
きさきまち
)
ノ
廊
(
ろう
)
を通うたびにも、常に独りで、こう思惟していたことでもあろうか。
私本太平記:02 婆娑羅帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
後醍醐も、
后町
(
きさきまち
)
のどの妃の局へもお通いは見えなかった。ひとり
夜
(
よる
)
ノ
御殿
(
おとど
)
に悶々と
御寝
(
ぎょし
)
もやすからぬご様子だった。
私本太平記:09 建武らくがき帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
后町(きさきまち)の例文をもっと
(3作品)
見る
后
常用漢字
小6
部首:⼝
6画
町
常用漢字
小1
部首:⽥
7画
“后”で始まる語句
后
后土
后宮
后来
后腹
后羿
后谷村
后闈
后方
后様