“合宿”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あいやど88.9%
あひやど11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
(は、私もお客ですよ。——不行届きでございますから、事に因りますと、お合宿あいやどを願うかも知れません、御迷惑でござんしょうね。)
星女郎 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
繼「私は元は江戸の生れで、越中高岡へ引込ひっこんで、継母まゝはゝに育てられた身の上でございます…たれ合宿あいやどが有りやアしませんか」
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
年來致し居候由いつの頃よりの事なるや又其都度々々つど/\の事合宿あひやど何處いづこなるや長庵へ御尋問たづねの程願ひあげますと申立ければ越前守殿微笑ほゝゑみながら如何にも道理もつともなるたづねなり如何いかに長庵何頃いつごろよりつうあひ幾日いくにちのひ何方いづかたにて出合しや有體ありていに申立よとあるにぞ長庵さればにて候一兩年以前より度々たび/\密通に及び候間日月の儀は失念しつねん致し候場所は
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)