“あひやど”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
相宿50.0%
合宿25.0%
相客25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
尋けるに三條通りにありとをしゆるゆゑ即ち三條通りへ行き龜屋と云家にとまりしに祇園祭りとて見物人の相宿あひやど多く漸々八疊の間を二ツに仕切て其處へ落付未だ日も高ければ其日は東山ひがしやま邊を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
年來致し居候由いつの頃よりの事なるや又其都度々々つど/\の事合宿あひやど何處いづこなるや長庵へ御尋問たづねの程願ひあげますと申立ければ越前守殿微笑ほゝゑみながら如何にも道理もつともなるたづねなり如何いかに長庵何頃いつごろよりつうあひ幾日いくにちのひ何方いづかたにて出合しや有體ありていに申立よとあるにぞ長庵さればにて候一兩年以前より度々たび/\密通に及び候間日月の儀は失念しつねん致し候場所は
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
殘らず尋ぬれども一かうしれ申さず尤も祭の時分なれば客人多く私し方ばかりにて五十人相客あひやどなれど若や先へ立れし人が間違まちがひられ荷のなかへ入て行れしもはかり難し氣の毒ながら私し方には之なしと申せしに夫婦のしうは大に力を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)