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司配
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しはい
ふりがな文庫
“
司配
(
しはい
)” の例文
そして如何に質朴な民衆の上に神権主義の道徳が圧力を持っていた時代でも、実際に全婦人をその貞操倫理の金科玉条で
司配
(
しはい
)
することは出来なかった。
鏡心灯語 抄
(新字新仮名)
/
与謝野晶子
(著)
いかなる
教
(
おしえ
)
を
信
(
しん
)
じても
産土
(
うぶすな
)
の
神
(
かみ
)
の
司配
(
しはい
)
を
受
(
う
)
けることに
変
(
かわ
)
りはないが、ただ
仏
(
ほとけ
)
の
救
(
すく
)
いを
信
(
しん
)
じ
切
(
き
)
って
居
(
い
)
るものは、その
迷夢
(
まよい
)
の
覚
(
さ
)
めるまで、しばらく
仏教
(
ぶっきょう
)
の
僧侶
(
そうりょ
)
などに
監督
(
かんとく
)
を
任
(
まか
)
せることもある。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
入神中
(
にゅうしんちゅう
)
のT
女
(
じょ
)
の
意識
(
いしき
)
は
奥
(
おく
)
の
方
(
ほう
)
に
微
(
かす
)
かに
残
(
のこ
)
ってはいるが、それは
全然
(
ぜんぜん
)
受身
(
うけみ
)
の
状態
(
じょうたい
)
に
置
(
お
)
かれ、そして
彼女
(
かのじょ
)
とは
全然
(
ぜんぜん
)
別個
(
べっこ
)
の
存在
(
そんざい
)
——
小櫻姫
(
こざくらひめ
)
と
名告
(
なの
)
る
他
(
た
)
の
人格
(
じんかく
)
が
彼女
(
かのじょ
)
の
体躯
(
たいく
)
を
司配
(
しはい
)
して、
任意
(
にんい
)
に
口
(
くち
)
を
動
(
うご
)
かし
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
司
常用漢字
小4
部首:⼝
5画
配
常用漢字
小3
部首:⾣
10画
“司配”で始まる語句
司配霊