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勝気
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かちき
ふりがな文庫
“
勝気
(
かちき
)” の例文
旧字:
勝氣
酒
数行
(
すうこう
)
、
主客
(
しゅかく
)
ともに興
酣
(
たけなわ
)
となり、談論に花が咲き、元気とか
勝気
(
かちき
)
とかいさましい議論の風発せるあいだに、わが輩は退席せんとして玄関に出た。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
子供の時に Hydrocephalus ででもあったかというような頭の娘で、髪が
稍
(
や
)
や薄く、色が
蒼
(
あお
)
くて、
下瞼
(
したまぶた
)
が紫色を帯びている。性質は
極
(
ごく
)
勝気
(
かちき
)
である。
ヰタ・セクスアリス
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
駄々
(
だだ
)
ッ
児
(
こ
)
で、それでいて
老成
(
ませ
)
た
勝気
(
かちき
)
なところがあった。年は一つ上の八つだったと覚えている。
戦争雑記
(新字新仮名)
/
徳永直
(著)
さう云つて
勝気
(
かちき
)
な秀子さんが坐ると、パチ/\と、女の子たちは手を叩きました。
仔猫の裁判
(新字旧仮名)
/
槙本楠郎
(著)
勝気
(
かちき
)
らしい加部小ツルは泣きもせず、しかし赤い顔をしてうつむいていた。
二十四の瞳
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
▼ もっと見る
それよりは客扱い——
髯
(
ひげ
)
の
生
(
は
)
えた
七難
(
しちむつ
)
かしい軍人でも、訳の解らない田舎の
婆
(
ばあ
)
さんでも、一視同仁に手の中に丸め込む客扱いと、商売上の
繰廻
(
くりまわ
)
しをグングン押切って奮闘する
勝気
(
かちき
)
が必要なんだが
二葉亭余談
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
ことに、伊那丸は父ににて
勝気
(
かちき
)
なたち。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
勝
常用漢字
小3
部首:⼒
12画
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
“勝”で始まる語句
勝
勝手
勝負
勝鬨
勝利
勝軍
勝頼
勝重
勝敗
勝手口