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判明
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はつきり
ふりがな文庫
“
判明
(
はつきり
)” の例文
唯顔
立
(
だち
)
から云ふと、此女の方が余程上等である。口に締りがある。眼が
判明
(
はつきり
)
してゐる。
額
(
ひたひ
)
が御光さんの様にだゞつ
広
(
ぴろ
)
くない。何となく
好
(
い
)
い心持に出来上つてゐる。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
夕間暮
(
ゆふまぐれ
)
なる
眉
(
まゆ
)
の
影
(
かげ
)
、
鬢
(
びん
)
の
毛
(
け
)
も
縺
(
もつ
)
れたが、
目鼻立
(
めはなだ
)
ちも
判明
(
はつきり
)
した、
容色
(
きりやう
)
のいゝのを
一目
(
ひとめ
)
見
(
み
)
ると、
呀
(
あつ
)
、と
其處
(
そこ
)
へ
飛脚
(
ひきやく
)
が
尻餅
(
しりもち
)
を
搗
(
つ
)
いたも
道理
(
だうり
)
こそ。
一昨年
(
をとゝし
)
亡
(
な
)
くなつた
女房
(
にようばう
)
であつた。
みつ柏
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
“判明”の意味
《名詞・動詞》
原因・実体などがはっきりと分かること。
《名詞・形容動詞》
(context、logic)概念の内包が明らかであること。
(出典:Wiktionary)
判
常用漢字
小5
部首:⼑
7画
明
常用漢字
小2
部首:⽇
8画
“判”で始まる語句
判然
判
判官
判断
判斷
判切
判事
判人
判別
判定