トップ
>
円石
>
まるいし
ふりがな文庫
“
円石
(
まるいし
)” の例文
旧字:
圓石
上に坂あり、登りて
住職
(
じゆうしよく
)
の墓所あり。かの
淵
(
ふち
)
より
出
(
いだ
)
したる
円石
(
まるいし
)
を
人作
(
じんさく
)
の石の
台
(
だい
)
の
脚
(
あし
)
あるにのせて
墓
(
はか
)
とす。
中央
(
まんなか
)
なるを
開山
(
かいさん
)
とし、左右に
次第
(
しだい
)
して廿三
基
(
き
)
あり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
白い
柔
(
やわら
)
かな
円石
(
まるいし
)
もころがって来、小さな
錐
(
きり
)
の形の
水晶
(
すいしょう
)
の粒や、
金雲母
(
きんうんも
)
のかけらもながれて来てとまりました。
やまなし
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
所々に
蜜柑
(
みかん
)
の木があって、小さい実が沢山
生
(
な
)
っている。縁に近い処には、
瓦
(
かわら
)
で築いた花壇があって、菊が造ってある。その
傍
(
そば
)
に
円石
(
まるいし
)
を畳んだ井戸があって、どの石の
隙間
(
すきま
)
からも赤い
蟹
(
かに
)
が
覗
(
のぞ
)
いている。
鶏
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
灰いろの
円石
(
まるいし
)
のあひだに一人の寂しい少女が
鷹の井戸(一幕)
(新字旧仮名)
/
ウィリアム・バトラー・イエイツ
(著)
さてなげいれたる小石、いかなる形なりともいつとなく人の
円
(
まる
)
めたるごとく
円石
(
まるきいし
)
となるも又奇妙ふしぎなり。されば社のえんの下に大小の
円石
(
まるいし
)
満
(
みち
)
みちたり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
▼ もっと見る
上に坂あり、登りて
住職
(
じゆうしよく
)
の墓所あり。かの
淵
(
ふち
)
より
出
(
いだ
)
したる
円石
(
まるいし
)
を
人作
(
じんさく
)
の石の
台
(
だい
)
の
脚
(
あし
)
あるにのせて
墓
(
はか
)
とす。
中央
(
まんなか
)
なるを
開山
(
かいさん
)
とし、左右に
次第
(
しだい
)
して廿三
基
(
き
)
あり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
さてなげいれたる小石、いかなる形なりともいつとなく人の
円
(
まる
)
めたるごとく
円石
(
まるきいし
)
となるも又奇妙ふしぎなり。されば社のえんの下に大小の
円石
(
まるいし
)
満
(
みち
)
みちたり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
“円石”の意味
《名詞》
円い石。
(出典:Wiktionary)
“円石(円石藻)”の解説
円石藻(えんせきそう)は、細胞表面に円石と呼ばれる円盤型の構造を持つ植物プランクトンである。分類学上はハプト植物門に属する単細胞真核藻類である。
(出典:Wikipedia)
円
常用漢字
小1
部首:⼌
4画
石
常用漢字
小1
部首:⽯
5画
“円”で始まる語句
円
円髷
円座
円柱
円顔
円朝
円形
円味
円屋根
円卓