円石まるいし)” の例文
旧字:圓石
上に坂あり、登りて住職じゆうしよくの墓所あり。かのふちよりいだしたる円石まるいし人作じんさくの石のだいあしあるにのせてはかとす。中央まんなかなるを開山かいさんとし、左右に次第しだいして廿三あり。
白いやわらかな円石まるいしもころがって来、小さなきりの形の水晶すいしょうの粒や、金雲母きんうんものかけらもながれて来てとまりました。
やまなし (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
所々に蜜柑みかんの木があって、小さい実が沢山っている。縁に近い処には、かわらで築いた花壇があって、菊が造ってある。そのそば円石まるいしを畳んだ井戸があって、どの石の隙間すきまからも赤いかにのぞいている。
(新字新仮名) / 森鴎外(著)
灰いろの円石まるいしのあひだに一人の寂しい少女が
さてなげいれたる小石、いかなる形なりともいつとなく人のまるめたるごとく円石まるきいしとなるも又奇妙ふしぎなり。されば社のえんの下に大小の円石まるいしみちみちたり。
上に坂あり、登りて住職じゆうしよくの墓所あり。かのふちよりいだしたる円石まるいし人作じんさくの石のだいあしあるにのせてはかとす。中央まんなかなるを開山かいさんとし、左右に次第しだいして廿三あり。
さてなげいれたる小石、いかなる形なりともいつとなく人のまるめたるごとく円石まるきいしとなるも又奇妙ふしぎなり。されば社のえんの下に大小の円石まるいしみちみちたり。