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具行
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ともゆき
ふりがな文庫
“
具行
(
ともゆき
)” の例文
尊澄
(
たかすみ
)
法親王、
尊長
(
たかなが
)
親王、このお二方も賊の手に渡り、藤原藤房、花山院
師賢
(
もろかた
)
、北畠
具行
(
ともゆき
)
、
千種忠顕
(
ちくさただあき
)
、これらの人々も賊の手に! ……
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
彼は、この六月、
愛知川
(
えちがわ
)
の宿で、生前の北畠
具行
(
ともゆき
)
から、もっと多くの“宮方連判”の名をきいていた。——それを思い、これを思い合せれば
私本太平記:06 八荒帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
やがて、
楽所
(
がくそ
)
の
御興
(
ごきょう
)
には、右大臣
兼季
(
かねすえ
)
の琵琶、権ノ大夫冬信の笛、源中納言
具行
(
ともゆき
)
の
笙
(
しょう
)
、治部ノ
卿
(
きょう
)
のひちりき、琴は宰相ノ
公春
(
きんはる
)
など秘曲をこらした。
私本太平記:10 風花帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
主上と
計
(
はか
)
りたてまつり、大塔宮様が積極的に北条氏討伐のご計画を進め、まず六波羅を攻めようものと、ひそかに北畠
具行
(
ともゆき
)
をして、諸国に兵を
徴
(
ちょう
)
させたのは、七月下旬からのことであった。
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
この親房(神皇正統記の筆者)の北畠一門には、かつて近江伊吹山の下であえなく断罪にされた
源
(
げん
)
中納言
具行
(
ともゆき
)
がある。
私本太平記:09 建武らくがき帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
この月の二十八日に、
笠置
(
かさぎ
)
の城は落城した。そうしてその城にこもっておられた、主上をはじめたてまつり
尊澄
(
そんちょう
)
法親王、藤原藤房、同じく
具行
(
ともゆき
)
、
千種忠顕
(
ちぐさただあき
)
、尊貴
縉顕
(
しんけん
)
の方々は、関東軍の手に渡った。
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
公卿では花山院
師賢
(
もろかた
)
、あぜちの大納言
公敏
(
きんとし
)
、北畠
具行
(
ともゆき
)
、侍従の公明、別当
実世
(
さねよ
)
、
烏丸
(
からすま
)
ノ
成輔
(
なりすけ
)
、さえもんの
督
(
かみ
)
為明
(
ためあき
)
、左中将行房、ちぐさ
忠顕
(
ただあき
)
、少将
能定
(
よしさだ
)
。
私本太平記:04 帝獄帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
北畠
(
きたばたけ
)
ノ
権中納言
(
ごんちゅうなごん
)
具行
(
ともゆき
)
の手で、天皇後醍醐の
御名
(
みな
)
による徴兵の秘勅が、諸国の武門へむかって発せられた。
私本太平記:03 みなかみ帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
奥の
一
(
ひ
)
ト
棟
(
むね
)
を、中納言
具行
(
ともゆき
)
の一夜の
牢居
(
ろうきょ
)
とさだめてから、道誉はそこへ来て言った。そして
私本太平記:05 世の辻の帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
北畠ノ
源中納言
(
げんちゅうなごん
)
具行
(
ともゆき
)
は、ことし四十二だった。
私本太平記:05 世の辻の帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
師賢
(
もろかた
)
、
具行
(
ともゆき
)
らまで。
私本太平記:04 帝獄帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「
具行
(
ともゆき
)
」
私本太平記:04 帝獄帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
具
常用漢字
小3
部首:⼋
8画
行
常用漢字
小2
部首:⾏
6画
“具”で始まる語句
具
具合
具足
具足櫃
具教
具視
具備
具眼
具象
具體的