トップ
>
兵曹
>
へいそう
ふりがな文庫
“
兵曹
(
へいそう
)” の例文
『
實
(
じつ
)
は
先刻
(
せんこく
)
急
(
きふ
)
に
思
(
おも
)
ひ
立
(
た
)
つて、
此
(
この
)
兵曹
(
へいそう
)
と
共
(
とも
)
に
遊獵
(
いうれう
)
に
出
(
で
)
たのが、
天幸
(
てんこう
)
にも
君等
(
きみら
)
をお
助
(
たす
)
け
申
(
まう
)
す
事
(
こと
)
になつたのです。』と
言
(
い
)
ひながら、
大空
(
おほぞら
)
を
仰
(
あほ
)
ぎ
見
(
み
)
て。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
分隊長はまさに双眼鏡をあげて敵の
方
(
かた
)
を望み、部下の砲員は
兵曹
(
へいそう
)
以下おおむねジャケットを脱ぎすて、腰より上は
臂
(
ひじ
)
ぎりのシャツをまといて潮風に黒める筋太の腕をあらわし
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
岩石
(
がんせき
)
が
劍
(
つるぎ
)
のやうに
削立
(
つゝた
)
つて
居
(
を
)
る
荒磯
(
あらいそ
)
の
邊
(
へん
)
だのを、
兵曹
(
へいそう
)
の
元氣
(
げんき
)
に
任
(
まか
)
せて
引廻
(
ひきま
)
はされたので、
酷
(
ひど
)
く
疲
(
つか
)
れてしまつた。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
『
大
(
おほ
)
きくなりました
段
(
だん
)
か。
近々
(
きん/\
)
に
橄欖島
(
かんらんたう
)
でお
逢
(
あ
)
ひになつたら、そりや
喫驚
(
びつくり
)
なさる』とまた
兵曹
(
へいそう
)
が
飛
(
と
)
び
出
(
だ
)
した。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
“兵曹”の意味
《名詞》
兵 曹(へいそう)
大日本帝国海軍の下士官の事。上等兵曹、一等兵曹、二等兵曹に分かれる。
古代中国、漢・唐代に兵事を取り扱った官名
(出典:Wiktionary)
兵
常用漢字
小4
部首:⼋
7画
曹
常用漢字
中学
部首:⽈
11画
“兵曹”で始まる語句
兵曹長
兵曹上