中幕は、滝夜叉の夢の場——官女すがたの彼と、公卿若ぎみの、藤原治世との、色もようで観客を、恍惚たらしめるに十分なはずであった。
みやびな公卿たちに慣れた宮中の女どもには、かれらは眉をひそめさせるようなあらあらしい粗野な男たちに思えた。
“公卿”の意味
“公卿”の解説
公卿
公卿(くぎょう)は日本の律令の規定に基づく太政官の高官で、国政を担う最高の職位をさす。
すなわち太政大臣・左大臣・右大臣・内大臣・大納言・中納言・参議ら(もしくは従三位以上(非参議))の高官を指す(総称して議政官という)。
平安時代に、「公」は大臣、「卿」は参議または三位以上の廷臣を指すことから、合わせて、公卿と呼ばれるようになり、京都御所に仕える上級廷臣を指した。
公卿は、国政の公務に準ずる職位として、政所・荘園を持つことが許された。
(出典:Wikipedia)
公卿(くぎょう)は日本の律令の規定に基づく太政官の高官で、国政を担う最高の職位をさす。
すなわち太政大臣・左大臣・右大臣・内大臣・大納言・中納言・参議ら(もしくは従三位以上(非参議))の高官を指す(総称して議政官という)。
平安時代に、「公」は大臣、「卿」は参議または三位以上の廷臣を指すことから、合わせて、公卿と呼ばれるようになり、京都御所に仕える上級廷臣を指した。
公卿は、国政の公務に準ずる職位として、政所・荘園を持つことが許された。
(出典:Wikipedia)