八幡大神はちまんだいじん)” の例文
むかし源氏げんじ武士ぶしいくさに出るとき氏神うじがみさまの八幡大神はちまんだいじんのおとなえるといっしょに、きっと先祖せんぞ八幡太郎はちまんたろうおもして、いつも自分じぶんかって行く先々さきざきには
八幡太郎 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
八幡太郎はちまんたろう源頼義みなもとのよりよしという大将たいしょう長男ちょうなんで、おとうさんの頼義よりよしが、あるばん八幡大神はちまんだいじんからりっぱな宝剣ほうけんいただいたというゆめると、もなく八幡太郎はちまんたろうまれました。
八幡太郎 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
一生懸命いっしょうけんめいこころの中で八幡大神はちまんだいじんのおをとなえながら、この一の射損いそんじたら、二のをつぐまでもなくきてはかえらない覚悟かくごをきめて、まず水破すいはという鏑矢かぶらやって、ゆみつがえました。
(新字新仮名) / 楠山正雄(著)