-
トップ
>
-
党
>
-
たう
失はれゆく
感覚と
懸命に
闘ひながら、
死に
至るまで、
守り
通した
党の
名をとぎれ/\に
呼んだ
近江の
二六佐々木氏綱に
密の
使にえらばれて、かの
館にとどまるうち、
前の城主
二七尼子経久、
二八山中
党をかたらひて、
二九大
三十日の夜
三〇不慮に城を乗りとりしかば
又まづしきものゝわらべらは五七人十人
余も
党をなし、
茜木綿の
頭巾にあさぎのへりをとりたるをかむり、かの
斗棒を一本さし、かの
二神を柳こりに入れて首にかけ〽さいの神くわんじん
又まづしきものゝわらべらは五七人十人
余も
党をなし、
茜木綿の
頭巾にあさぎのへりをとりたるをかむり、かの
斗棒を一本さし、かの
二神を柳こりに入れて首にかけ〽さいの神くわんじん