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下心
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したごゝろ
ふりがな文庫
“
下心
(
したごゝろ
)” の例文
ぢゃによって、お
恕
(
ゆる
)
しなされ、
斯
(
か
)
う
速
(
はや
)
う
靡
(
なび
)
いたをば
浮氣
(
うはき
)
ゆゑと
思
(
おも
)
うて
下
(
くだ
)
さるな、
夜
(
よる
)
の
暗
(
やみ
)
に
油斷
(
ゆだん
)
して、つい
下心
(
したごゝろ
)
を
知
(
し
)
られたゝめぢゃ。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
「
既
(
すで
)
に
頭
(
あたま
)
の
中
(
なか
)
に、さう
仕樣
(
しやう
)
と
云
(
い
)
ふ
下心
(
したごゝろ
)
があるから
不可
(
いけ
)
ないのです」と
宜道
(
ぎだう
)
が
又
(
また
)
云
(
い
)
つて
聞
(
き
)
かした。
宗助
(
そうすけ
)
は
愈
(
いよ/\
)
窮
(
きゆう
)
した。
忽然
(
こつぜん
)
安井
(
やすゐ
)
の
事
(
こと
)
を
考
(
かんが
)
へ
出
(
だ
)
した。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
今日しも七月二十一日殿様はお泊番の事ゆえ、源次郎を忍ばせようとの
下心
(
したごゝろ
)
で、庭下駄を
彼
(
か
)
の開き戸の側に並べ置き
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
なほ
下心
(
したごゝろ
)
どこやらに
白羊宮
(旧字旧仮名)
/
薄田泣菫
、
薄田淳介
(著)
三
分
(
ぶ
)
の
一
(
いち
)
は、
父
(
ちゝ
)
の
暴怒
(
ぼうど
)
に対する自己の反動を、心理的に利用して、
判然
(
きつぱり
)
断
(
ことわ
)
らうと云ふ
下心
(
したごゝろ
)
さへあつた。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
心
常用漢字
小2
部首:⼼
4画
“下心”で始まる語句
下心吉