“一因”の読み方と例文
読み方割合
いちいん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こう脆(もろ)く陥(お)ちたのは、松永久秀の密使が、大坂の本願寺へ援軍をたのみに行く途中、まちがって寄手(よせて)の佐久間信盛(さくまのぶもり)の陣へまぎれこみ、手もなく、捕まってしまったことが、一因(いちいん)である。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
勿論(もちろん)この學問(がくもん)の研究(けんきゆう)が容易(ようい)に進歩(しんぽ)しないのも震災國(しんさいこく)たるの一因(いちいん)には相違(そうい)ないが、然(しか)しながら地震(ぢしん)に對(たい)して必要(ひつよう)な初歩(しよほ)の知識(ちしき)がわが國民(こくみん)に缺(か)けてゐることが、震災(しんさい)擴大(かくだい)の最大原因(さいだいげんいん)であらう。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
これは文化(ぶんか)の進(すゝ)んだ國(くに)としては地震(ぢしん)に見舞(みま)はれる機會(きかい)の多(おほ)いからにもよるのであるが、なほ他(た)の一因(いちいん)として明治維新後(めいじいしんご)、わが國(くに)の文化開發事業(ぶんかかいはつじぎよう)の補助者(ほじよしや)として招聘(しようへい)した歐米人(おうべいじん)が、多(おほ)くは其道(そのみち)に於(おい)て
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)