“初歩”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しょほ33.3%
しよほ33.3%
ふみはじめ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
パリからヴァルセに来るとちゅう、わたしはマチアに読書と、初歩しょほ楽典がくてんさずけ始めた。この課業かぎょうを今度もつづけてした。
勿論もちろんこの學問がくもん研究けんきゆう容易ようい進歩しんぽしないのも震災國しんさいこくたるの一因いちいんには相違そういないが、しかしながら地震ぢしんたいして必要ひつよう初歩しよほ知識ちしきがわが國民こくみんけてゐることが、震災しんさい擴大かくだい最大原因さいだいげんいんであらう。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
その先達に初歩ふみはじめおそわってこの道に入りましてから、今年でもう十六年になりますが、つえとも思うは実にこのほんで、一日もそばを放さないのでございますよ。
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)