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わるがしこ
ふりがな文庫
“わるがしこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
悪狡
33.3%
悪賢
33.3%
奸譎
11.1%
惡賢
11.1%
狡猾
11.1%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
悪狡
(逆引き)
それはちょうど、
悪狡
(
わるがしこ
)
い獣が耳を垂れ、相手が近づくのを待ち構えているようであった。
白蟻
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
わるがしこ(悪狡)の例文をもっと
(3作品)
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悪賢
(逆引き)
この油断のない、
貪欲
(
どんよく
)
で
悪賢
(
わるがしこ
)
い鳥に対して、わたしはずっと前から
憎悪
(
ぞうお
)
をいだいていたのである。
はつ恋
(新字新仮名)
/
イワン・ツルゲーネフ
(著)
わるがしこ(悪賢)の例文をもっと
(3作品)
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奸譎
(逆引き)
六尺近い
背丈
(
せい
)
を少し前こごみにして、営養の悪い
土気色
(
つちけいろ
)
の顔が真直に肩の上に乗っていた。当惑した野獣のようで、同時に
何所
(
どこ
)
か
奸譎
(
わるがしこ
)
い大きな眼が太い眉の下でぎろぎろと光っていた。
カインの末裔
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
わるがしこ(奸譎)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
惡賢
(逆引き)
「それに、死骸の
傍
(
そば
)
に落ちて居た
剃刀
(
かみそり
)
は、一度血を拭いて、改めて思ひ付いて捨てたもので、あれは、餘程
惡賢
(
わるがしこ
)
い奴のやつたことで御座います」
銭形平次捕物控:020 朱塗りの筐
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
わるがしこ(惡賢)の例文をもっと
(1作品)
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狡猾
(逆引き)
われに
好
(
よ
)
き
計略
(
はかりごと
)
あり、及ばぬまでも試み給はずや、
凡
(
およ
)
そ
狐
(
きつね
)
狸
(
たぬき
)
の
類
(
たぐい
)
は、その
性質
(
さが
)
至
(
いたっ
)
て
狡猾
(
わるがしこ
)
く、
猜疑
(
うたがい
)
深き獣なれば、
憖
(
なまじ
)
いに
企
(
たく
)
みたりとも、
容易
(
たやす
)
く捕へ得つべうもあらねど。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
わるがしこ(狡猾)の例文をもっと
(1作品)
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