トップ
>
かうくわつ
ふりがな文庫
“かうくわつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
狡猾
93.3%
狡滑
6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
狡猾
(逆引き)
会ふほどの人には誰彼となく、貧乏な百姓の
狡猾
(
かうくわつ
)
を
罵
(
ののし
)
り、訴へた。さうして「どうせ貧乏する位の奴は、義理も何も心得ぬ狡猾漢だ」
田園の憂欝:或は病める薔薇
(新字旧仮名)
/
佐藤春夫
(著)
婆樣
(
ばあさん
)
は
上方者
(
かみがたもの
)
ですよ、ツルリンとした
顏
(
かほ
)
の
何處
(
どつか
)
に「
間拔
(
まぬけ
)
の
狡猾
(
かうくわつ
)
」とでも
言
(
い
)
つたやうな
所
(
ところ
)
があつて、ペチヤクリ/\
老爺
(
ぢいさん
)
の
氣嫌
(
きげん
)
を
取
(
とつ
)
て
居
(
ゐ
)
ましたね。
湯ヶ原ゆき
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
かうくわつ(狡猾)の例文をもっと
(14作品)
見る
狡滑
(逆引き)
痴者
(
ちしや
)
が衣服の焼け穴をいぢるやうに、猿が
疵口
(
きずくち
)
を気にするやうに、段〻と悪いところを大きくして、散〻な事になつたが、いやに賢く
狡滑
(
かうくわつ
)
なものは、自分の生命を
抛出
(
なげだ
)
して闘ふといふことをせずに
平将門
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
かうくわつ(狡滑)の例文をもっと
(1作品)
見る
検索の候補
こうかつ
あぶれ
かうかつ
こうくわつ
こす
こすつか
さか
ずる
わるかしこ
わるがしこ