“わたく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
80.0%
10.0%
綿繰10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なしたり然るに此時江戸へ出訴しゆつその事組頭くみがしら出府致すべき處種々いろ/\取込とりこみのことあるにより飛脚ひきやくを村方より立ると云を九助は聞込何卒わたくしを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
殺害致して金子きんす百兩を奪取うばひとり其後又慈恩寺村にて博奕かけごと御座候節こう宿じゆくの鎌倉屋金兵衞と申す者を殺して金子五百兩をうばひ取り候をわたくしのをつと三五郎よくぞんをり候事故其わけ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
たのしみに此世に存命ながらへべきや何卒なにとぞわたくしへも自害じがい仰付られ度と願はれければ越前守是を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
是は国内の各地方に棉の栽培が衰えたために、糸紡いとつむぎや綿繰わたくりが、もう尋常農家の手業でなくなった結果である。
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)