“よてい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
予定38.9%
豫定33.3%
輿丁22.2%
余丁5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
普通ならば、もうこの辺で、そろそろチューインガムをみはじめる予定よていだったのに、いまはそれどころではない。
香水紳士 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)
すでたふ建立けんりつをはつたので、最早もはや歸途きとむか一方いつぽうである。往復わうふく五日いつか豫定よていが、その二日目ふつかめには首尾しゆびよく歸終きろくやうになつたのは、非常ひじやう幸運こううんである。
「御輿を下せ御輿を下せ」と巡査がせ集って、烈しい論判の末、到頭輿丁よていほかは許さないということに成った。
千曲川のスケッチ (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
子孫繁衍はんえんし、万暦ばんれき三十七年には二百余丁よていとなりしこと、松江府しょうこうふの儒学の申文しんぶんに見え、復姓を許されて、方氏また栄ゆるに至れり。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)