“ゆうしゆつ”の漢字の書き方と例文
語句割合
湧出100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たん以上いじやうかひつてはこしてある。其跡そのあとからは清水しみづ湧出ゆうしゆつして、たゞちにほどひくくなつてる。此所こゝ貝塚かひづかがあらうとは、今日けふまでらなかつた。
また七八十年前しちはちじゆうねんぜんから土地とち次第しだい隆起りゆうきしつゝあつたが、噴火後ふんかごもとどほりに沈下ちんかしたのである。そのほか温泉おんせん冷泉れいせんがその温度おんどたかめ、あるひ湧出量ゆうしゆつりようし、あるひあらたに湧出ゆうしゆつはじめたようなこともあつた。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)