“やうき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
陽氣70.6%
陽気17.6%
阳気11.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ピータ 樂人がくじんさん、おゝ、樂人がくじんさん、「こゝろなぐさめ、こゝろなぐさめ」。乃公おいら陽氣やうきにさせてくれるなら、たのむ、かせてくれ、れいの「こゝろなぐさめ」を。
ぐわつ上旬じやうじゆん……とはふが、まだ梅雨つゆにははひらない。けれども、ともするとはなくだしととなうる長雨ながあめころを、けて其年そのとし陽気やうき不順ふじゆんで、毎日まいにちじめ/\とあめつゞいた。
銀鼎 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
春にいたりてもとしによりては雪のふること冬にかはらざれども、つもること五六尺にすぎず。天地に阳気やうきあるを以なるべし。されば春の雪はとくるもはやし、しかれども雪のふかき年は春も屋上やねのうへの雪をほることあり。