“めたき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
女滝66.7%
女瀧33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やさしいほうが女滝めたきとすぐわかる。歩けば休もう休もうというくせに、城太郎は少しも落着いてはいない。
宮本武蔵:05 風の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
あの馬籠まごめ峠の——女滝めたき男滝おたき滝津瀬たきつせには、まだあの時の、自分の泣き声と、武蔵の怒った声が、どうどうと、淙々そうそうむせび合って、そのまま二人の喰い違った気持を百年も千年も
宮本武蔵:06 空の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
女滝めたき男滝おたき
宮本武蔵:05 風の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
わしたまらず真逆まツさかさまたきなか飛込とびこんで、女瀧めたきしかいたとまでおもつた。がつくと男瀧をたきはうはどう/\と地響ぢひゞきたせて、山彦やまびこんでとゞろいてながれてる、あゝちからもつ何故なぜすくはぬ、まゝよ!
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)