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むちゆう
ふりがな文庫
“むちゆう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
夢中
70.0%
無中
30.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
夢中
(逆引き)
長吉
(
ちやうきち
)
は
夢中
(
むちゆう
)
で
雷門
(
かみなりもん
)
の
方
(
はう
)
へどん/\歩いた。若い芸者の
行衛
(
ゆくゑ
)
を
見究
(
みきは
)
めやうと
云
(
い
)
ふのではない。自分の眼にばかりあり/\見えるお
糸
(
いと
)
の
後姿
(
うしろすがた
)
を追つて
行
(
ゆ
)
くのである。
すみだ川
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
最
(
も
)
う
仰
(
あふ
)
いでも
覗
(
のぞ
)
いても、
大牛
(
おほうし
)
の
形
(
かたち
)
は
目
(
め
)
に
留
(
と
)
まらなく
成
(
な
)
つたゝめに、あとは
夢中
(
むちゆう
)
で、
打附
(
ぶつゝか
)
れば
退
(
すさ
)
り、
床
(
ゆか
)
あれば
踏
(
ふ
)
み、
階子
(
はしご
)
あれば
上
(
のぼ
)
る、
其
(
そ
)
の
何階目
(
なんかいめ
)
であつたか
分
(
わか
)
らぬ。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
むちゆう(夢中)の例文をもっと
(7作品)
見る
無中
(逆引き)
自分が詩作に
無中
(
むちゆう
)
になつてゐる時、女中がばたばた足音を立てて入つたからといつて、急に癇癪を起して、インキ壺を投げつけたといふ事だが、フレデリツク大王は
茶話:05 大正八(一九一九)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
千利休がある時
昵懇
(
なじみ
)
の女を、
数寄屋
(
すきや
)
に呼び込んで
内密話
(
ひそひそばなし
)
に
無中
(
むちゆう
)
になつてゐた事があつた。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
むちゆう(無中)の例文をもっと
(3作品)
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