“むちゆう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
夢中70.0%
無中30.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
長吉ちやうきち夢中むちゆう雷門かみなりもんはうへどん/\歩いた。若い芸者の行衛ゆくゑ見究みきはめやうとふのではない。自分の眼にばかりあり/\見えるおいと後姿うしろすがたを追つてくのである。
すみだ川 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
あふいでものぞいても、大牛おほうしかたちまらなくつたゝめに、あとは夢中むちゆうで、打附ぶつゝかれば退すさり、ゆかあればみ、階子はしごあればのぼる、何階目なんかいめであつたかわからぬ。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
自分が詩作に無中むちゆうになつてゐる時、女中がばたばた足音を立てて入つたからといつて、急に癇癪を起して、インキ壺を投げつけたといふ事だが、フレデリツク大王は
千利休がある時昵懇なじみの女を、数寄屋すきやに呼び込んで内密話ひそひそばなし無中むちゆうになつてゐた事があつた。