“ほうめい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
泡鳴58.3%
芳名25.0%
捧命8.3%
鳳鳴8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
文壇ぶんだん論陣ろんぢん今やけい亂雜らんざつ小にながれて、あくまでも所信しよしん邁進まいしんするどう々たる論客きやくなきをおもふ時、泡鳴ほうめいさんのさうした追憶ついおくわたしにはふかい懷しさである。
文壇球突物語 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
のみならず、絶える心配のない奴ですから有難いです。大野家の芳名ほうめいを世界的に永遠に伝えてくれます
変人伝 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
港八九は成就じょうじゅいたり候得共そうらえども前度せんどことほか入口六ヶ敷候むずかしくそうろうに付増夫ましぶ入而いれて相支候得共あいささえそうらえども至而いたって難題至極ともうし此上は武士之道之心得にも御座候得そうらえば神明へ捧命ほうめい申処もうすところ誓言せいげんすなわち御見分のとおり本意ほんいとげ候事そうろうこと一日千秋の大悦たいえつ拙者せっしゃ本懐ほんかいいたり死後御推察くださるべくそうろう 不具ふぐ
海神に祈る (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
嶺南の男正太郎は川荘と号し、川荘の男亮吉は鳳鳴ほうめいと号し、世々家学を伝え、鳳鳴は大正八年九月十五日に没したという。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)