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べいせん
ふりがな文庫
“べいせん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
米僊
66.7%
米錢
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
米僊
(逆引き)
松陰肖像は、門人
浦無窮
(
うらむきゅう
)
が、松陰東都
檻送
(
かんそう
)
せらるるに際して描きたるものを、さらに謄写したり。松陰神社、及び墳墓は、久保田
米僊
(
べいせん
)
君
自
(
みず
)
からその境に
臨
(
のぞ
)
んで実写したるもの。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
久保田
米僊
(
べいせん
)
は、大阪の
鱧
(
はも
)
も、京都へ持つて来て、一晩加茂川の水へ漬けておくと
屹度
(
きつと
)
味がよくなると言つてゐたが、米僊は私に一度も鱧の御馳走をしなかつたから、嘘か
真実
(
ほんとう
)
か保証する限りでない。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
べいせん(米僊)の例文をもっと
(2作品)
見る
米錢
(逆引き)
渠等
(
かれら
)
米錢
(
べいせん
)
を
惠
(
めぐ
)
まるゝ
時
(
とき
)
は、「お
月樣
(
つきさま
)
幾
(
いく
)
つ」と
一齊
(
いつせい
)
に
叫
(
さけ
)
び
連
(
つ
)
れ、
後
(
あと
)
をも
見
(
み
)
ずして
走
(
はし
)
り
去
(
さ
)
るなり。ただ
貧家
(
ひんか
)
を
訪
(
と
)
ふことなし。
蛇くひ
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
初
(
はじ
)
めは
人皆
(
ひとみな
)
懊惱
(
うるさゝ
)
に
堪
(
た
)
へずして、
渠等
(
かれら
)
を
罵
(
のゝし
)
り
懲
(
こ
)
らせしに、
爭
(
あらそ
)
はずして
一旦
(
いつたん
)
は
去
(
さ
)
れども、
翌日
(
よくじつ
)
驚
(
おどろ
)
く
可
(
べ
)
き
報怨
(
しかへし
)
を
蒙
(
かうむ
)
りてより
後
(
のち
)
は、
見
(
み
)
す/\
米錢
(
べいせん
)
を
奪
(
うば
)
はれけり。
蛇くひ
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
べいせん(米錢)の例文をもっと
(1作品)
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