“ふぼ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:フボ
語句割合
父母96.7%
考妣3.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
夫婦ふうふあひだうまれたもの幾人いくにん彼等かれらあひだ介在かいざいしてた。有繋さすが幾人いくにん自分じぶん父母ふぼばれるのでにがわらひんでひかへてる。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
それにつけて、三びきのありは、父母ふぼのすんでいる故郷こきょうを、こいしくおもったのです。けれど、いくらおもっても、かえることができませんでした。
三匹のあり (新字新仮名) / 小川未明(著)
堯典に曰く、二十有八さい放勲ほうくんすなわ徂落そらくせり、百姓考妣ふぼするが如くなりき、三年、四海しかい八音はちいん遏密あつみつせりと。孔子曰く、天に二日無く民に二王無しと。
孔子 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)