“ちゝはゝ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
父母91.7%
父親4.2%
考妣4.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わがはらからは皆賢(かしこ)くおとなしかりしにわれ一人父母(ちゝはゝ)の良き教にそむく事多かりしが、しかも我が父はわが罪を一度も責め給ひし事なし。
例(いつも)は威勢(いせい)よき黒(くろ)ぬり車(くるま)の、それ門(かど)に音(おと)が止(と)まつた娘(むすめ)ではないかと兩親(ふたおや)に出迎(でむか)はれつる物(もの)を、今宵(こよひ)は辻(つぢ)より飛(とび)のりの車(くるま)さへ歸(かへ)して悄然(しよんぼり)と格子戸(かうしど)の外(そと)に立(た)てば、家内(うち)には父親(ちゝはゝ)が相(あひ)かはらずの高聲(たかごゑ)
十三夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
〔評〕木戸公毎旦考妣(ちゝはゝ)の木主を拜す。身煩劇(はんげき)に居ると雖、少しくも怠(おこた)らず。三十年の間一日の如し。