“びせう”の漢字の書き方と例文
語句割合
微笑100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「まりや」はやつと得心とくしんしたやうに、天上の微笑びせうを輝かせた。それから又星月夜の空へしづしづとひとり昇つて行つた。……
わが散文詩 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
勘次かんじなくつてから卯平うへいはむつゝりしたかほ微笑びせうかべては與吉よきちいてかれることもあつた。與吉よきちよるにはかしてまぬことがある。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
だんじて/\、たとへこのくちびるかるゝとも。』とわたくし斷乎だんことしてこたへた。大佐たいさ微笑びせうびてわたくしかほながめた。