“ばしや”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
馬車92.9%
衷甸7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まあ、父さんも、どんなに幼少(ちひさ)い子供(こども)だつたでせう。東京行(とうきやうゆき)の馬車(ばしや)の中(なか)には、一緒(いつしよ)に乘合(のりあは)せた他所(よそ)の小母(をば)さんもありました。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
市街(まち)はづれの停車塲(ステーシヨン)から客待(きやくまち)の馬車(ばしや)で、海岸(かいがん)附近(まぢか)の或(ある)旅亭(はたごや)に着(つ)き、部室(へや)も定(さだ)まり軈(やが)て晝餉(ひるげ)もすむと最早(もはや)何(なに)も爲(す)る事(こと)がない、船(ふね)の出港(しゆつこう)までは未(ま)だ十時間(じかん)以上(いじやう)。
赤き衷甸(ばしや)に乘りて、金色に裝ひたる僕(しもべ)あまた隨へ、そこより出入せんとおもひき。