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はんじかん
其故半時間か
其所いら
經つと
緑門は
一つ
殘らず
無くなつて
了ひました。
何とか
思ふだらうと
恐しいやうな
氣もして、
立つたり、
居たり、
又立つたり、
歩いたり、やうやく
半時間、一
時間計も
坐つてゐて
見たが、
悲しい
程退屈になつて
來て
アンドレイ、エヒミチは、イワン、デミトリチの
寐台の
上に
腰を
掛けて、
大約半時間も
待っていると、
室の
戸は
開いて、
入って
来たのはハバトフならぬ
小使のニキタ。